東京貴金属市況=金、白金ともに下落

2018/09/10 15:31:17

 週明け10日の東京貴金属市場は、金、白金ともに下落。
 前場の東京金は、先週末のニューヨーク金先物相場が対ユーロでのドル上昇に伴う割高感を背景に下落したことを受け、売り先行で始まった。その後はニューヨーク時間外の弱含みを眺めて、やや水準を切り下げた。後場も概ね軟調に推移し、本日の安値圏で大引けた。市場筋は「先週末の米雇用統計では、非農業部門の就業者数が市場予想を上回る前月比20万1000人増だったほか、物価の先行指標とされる平均時給が前年同月比2.9%増と2009年6月以来の高い伸びとなり、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ継続を後押しする内容だったため、ドルが強含みゴールドの地合いは悪化し売り優勢となった」と指摘した。
 白金はニューヨーク安を受けてマイナスサイドで取引された。

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