ニューヨーク貴金属市況=金は続落、一時1200ドル割れ

2018/09/15 6:00:00

 週末14日のニューヨーク貴金属市場は、パラジウムを除いて下落。
 NY金は続落。対ユーロでのドル高基調を受け、ドル建てで取引される金の割高感が台頭。また、米連邦準備制度理事会(FRB)が25・26日に開く連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利上げに動くとの観測が強まっていることも、金利を生まない資産である金を引き続き圧迫。一時は1200ドルの節目を割り込んだ。市場関係者は「米政権が中国との貿易摩擦緩和に向けた閣僚協議の再開を打診し、中国側もこれに応じる方針を示したとの報が伝わっていたところに、トランプ大統領が約2000億ドル規模の中国製品に対する追加関税措置を進めるよう側近に指示したとの報が新たに出たことで貿易摩擦緩和への期待が後退し、中国の金需要低迷観測が再浮上した面もあったようだ」と指摘した。

関連ニュース(貴金属)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ