ニューヨーク貴金属市況=金は売り買いが交錯する中、小幅反落

2018/10/20 6:00:00

 週末19日のニューヨーク貴金属市場は、金を除いて反発。
 NY金は小幅反落。イタリアの予算案や英国の欧州連合(EU)離脱交渉をめぐる先行き不透明感などを背景としたユーロ安・ドル高基調が一服し、ドル建てで取引される金の割高感が和らいだことで買いが入った一方、中国や米国の株価が持ち直したことを受けて投資家のリスク回避姿勢が後退し、安全資産とされる金を売る動きも見受けられるなど、全般的に売り買いが交錯して神経質な値動きが続く格好。清算値(終値)は小幅マイナスとなった。ただ、市場からは「サウジアラビアをめぐる地政学的リスクが燻っているため、金の下値余地は乏しい」との声も聞かれた。

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