ニューヨーク貴金属市況=金は反落、一時1230ドル割れ

2018/10/30 6:00:00

 週明け29日のニューヨーク貴金属市場は、白金を除き下落。
 NY金は反落。ドイツのヘッセン州議会選挙で与党が敗北。メルケル首相は責任をとる形で、12月の党大会で党首選に出馬しない意向を示した。これを受けてユーロが対ドルで軟化し、ドル建て金相場に相対的な割高感が浮上したほか、NYダウ平均が一時2万5000ドルを回復したことが圧迫要因となり、一時1226.10ドルまで下落した。しかしその後、NYダウがマイナスサイドに転落。ドル高も一服したため下げ渋る展開。ただ、米国債利回りが下げ止まりを眺めて、金相場の戻りは限られた。清算値(終値)確定後の取引では、NYダウが下げ幅を拡大したため、1230ドル台を回復して推移している。

関連ニュース(貴金属)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ