ニューヨーク貴金属市況=金は続落、1220ドル台半ば

2018/10/31 6:00:00

 30日のニューヨーク貴金属市場は、まちまち。
 NY金は続落。前日の米株安を手掛かりに、アジア取引序盤は1トロイオンス=1230ドル台で推移した。しかし、アジア株式市場が堅調推移となり、投資家のリスク回避姿勢が後退したため、次第に売り物が優勢となりマイナスサイドに転じた。米国の長期金利の上昇も売り物を誘ったとみられる。その後は決め手材料に欠けるなか、テクニカル買いに支えられ下げ渋りとなったが、本日発表された米消費者信頼感指数が約18年ぶりの高水準を記録するなど、米経済の先行き期待に戻りは限られた。市場では「トランプ米大統領が中国に対して新たな制裁を警告しつつも、通商協議について楽観的な見方を示したため投資家心理が改善。安全資産としての金が売られる格好となった」との指摘が聞かれた。

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