ニューヨーク貴金属市況=米金利上昇で金は反落

2018/11/03 6:00:00

 週末2日のニューヨーク貴金属市場は、まちまち。
 NY金は反落。本日発表された10月の米雇用統計で、景気動向を反映するとされる非農業部門就業者数の伸びが市場予想を上回ったことに加え、平均時給の伸びが9年半ぶりの高水準を記録。また、労働参加率の上昇にも拘らず失業率が約49年ぶりの低水準を維持するなど、米国の雇用情勢が引き続き堅調であることが示された。これを受けて、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げスタンスが維持されるとの見方が強まり、米国の長期金利が上昇。金利を生まない「金」に下押し圧力が強まった。ただ市場筋は「雇用統計は良好な内容を示したが、大幅な上振れではなく総じて反応は限定的だった」と指摘した。また「市場の注目は来週の米中間選挙の結果に移った」との声も聞かれた。

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