ニューヨーク貴金属市況=ドル堅調で、金は1250ドル割れ

2018/12/14 6:00:00

 13日のニューヨーク貴金属市場は、まちまち。
 NY金は反落。欧州中央銀行(ECB)が定例理事会で政策金利の据え置きと、量的金融緩和策の年内終了を決定。ただ、償還を迎える保有証券は再投資し、資産規模を維持するとの方針を示したほか、2019年のユーロ圏成長率とインフレ見通しを下方修正した。これを受け、ユーロ・ドル相場でドルが強含みで推移したため、ドル建て相場に相対的な割高感が浮上し、売り物が優勢の展開。しかしその後、イタリアの予算案について、欧州委員会のモスコビシ委員(経済・財務・税制担当)が、イタリアが譲歩に向け「かなり」努力したとして評価する考えを示したため、ユーロが下げ渋る展開となり、金相場も底堅く推移した。

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