ニューヨーク貴金属市況=ドル高を受けて、金は下落

2018/12/15 6:00:00

 週末14日のニューヨーク貴金属市場は、軒並み下落。
 NY金は続落。本日発表された12月のユーロ圏製造業PMI(購買担当者景況指数)速報値が予想を下回ったことに加え、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が、欧州連合(EU)首脳に対し、ユーロ圏の成長が従来見通しよりも鈍化しているとし、改革を進めるよう要請したと報じられ、ユーロ・ドル相場でドル高が進行。相対的な割高感から売り物が膨らみ、一時1トロイオンス=1230ドル台半ばまで水準を下げた。しかし、11月の中国小売売上高や鉱工業生産が下振れとなり、中国経済の先行き懸念から欧米株価が下落したため、投資家がリスク回避姿勢を強め、安全資産としての「金」を買う向きが見受けられ下げ幅を縮小した。

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