ニューヨーク貴金属市況=金は清算値確定後にマイナス圏転落

2018/12/20 6:00:00

 19日のニューヨーク貴金属市場は、軒並みプラスで清算値(終値)は確定。
 NY金は、米連邦公開市場委員会(FOMC)終了後に公表される声明を待ちたいとの思惑が広がる中、来年以降の利上げ見通しが下方修正されるとの見方が根強いことから金利の付かない金を買う動きが先行し、清算値は小幅高で確定。その後の電子取引では、公表されたFOMC声明で政策金利の引き上げや、来年の利上げ見通しが従来の3回から2回に下方修正されたことが明らかになったものの、いくらかの段階的な利上げが整合的との見方を崩しておらず、想定されたよりもハト派的でなかったためか金の売りが加速。対ユーロでドルが上昇したこともドル建て金の割高感につながり、マイナス圏に転落している。

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