ニューヨーク貴金属市況=金は清算値確定後に1270ドル回復

2018/12/21 6:00:00

 20日のニューヨーク貴金属市場は、まちまち。
 NY金は4営業日続伸。想定されたよりもハト派的でなかった内容だった米連邦公開市場委員会(FOMC)を受けて売りが進んだ前日の清算値(終値)確定後の電子取引での流れは一服。こうした中、世界的な景気減速懸念などを背景に日米欧の主要株式市場で株価が急落したほか、21日に期限を迎える米国のつなぎ予算に絡んで米上院が可決した来年2月8日までの暫定予算に、トランプ米大統領が署名しない意向であると伝わったことから米政府機関閉鎖への懸念が再燃したため、投資家は急速にリスク回避姿勢を強める格好。安全資産とされる金に買いが集まり、清算値ベースで約半年ぶりに1260ドル台を回復した。市場からは「今後の展開次第では1300ドル回復の可能性もあるのでは」との声も聞かれた。なお、清算値確定後の電子取引でも買いの流れは途切れず、1270ドル台を回復している。

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