ニューヨーク貴金属市況=金は大幅反発、リスク回避姿勢強まる

2018/12/25 6:00:00

 週明け24日のニューヨーク貴金属市場は、白金を除いて上昇。
 NY金は大幅反発。米暫定予算が22日に失効し、その影響で政府機関の一部が閉鎖。本日には政府機関の閉鎖が3日目に突入する中、これが長期化するとの見方が浮上したため、NYダウ平均が前日比600ドル超の大幅下落で取引終了。こうした背景から投資家はリスク回避姿勢を強め、安全資産とされる金の買いが殺到。1270ドルを回復して清算値(終値)は確定した。市場関係者は「一部政府機関の閉鎖が3日目に突入したにもかかわらず、議員はクリスマス休暇に入ってしまっており、トランプ大統領が要求するメキシコ国境の壁建設費用をめぐる対立を早急に解決しようという姿勢が見られない。仮に政府機関の閉鎖が長期化するようなら、金は1300ドル回復を試す可能性が高まる」と指摘した。

関連ニュース(貴金属)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ