ニューヨーク貴金属市況=金は続伸も、中盤以降に上げ幅削る

2018/12/27 6:00:00

 休場明け26日のニューヨーク貴金属市場は、軒並み堅調。
 NY金は小幅続伸。取引序盤までは、米政府機関一部閉鎖の長期化に対する懸念が根強いことで投資家がリスク回避姿勢を強める中、安全資産とされる金は買われやすくなり、一時は6月19日以来の高値水準となる1280ドル台まで上昇するなど地合いを引き締める格好。ただ、取引中盤以降は米経済諮問委員会(CEA)のハセット委員長が、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が解任されることはないと発言し、これを受けて売り買いが交錯して不安定な値動きが続いていたNYダウ平均が大幅上昇。投資家のリスク回避姿勢が和らいだことで金の上昇が一服したほか、対ユーロでのドル安基調に歯止めが掛かったことも金の頭を抑え、ジリジリと上げ幅を削る展開となった。

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