ニューヨーク貴金属市況=金は反発も、中盤以降にジリジリと上げ幅削る

2019/01/03 6:00:00

 年明け2日のニューヨーク貴金属市場は、軒並み堅調。
 NY金は小幅反発。取引序盤までは、財新/マークイットが発表した昨年12月の中国製造業購買担当者景況指数(PMI)が節目の50を割り込み、昨年末に中国国家統計局が発表した同指数と同様に低調な内容だったことから中国経済減速が懸念され、世界経済にも悪影響を及ぼすとの見方が広がったため、安全資産とされる金は買われて一時は1291ドルまで上昇した。ただ、取引中盤以降は買い過剰感から利益確定の売りが入ったほか、対ユーロでドルが堅調に推移したことから、ドル建てで取引される金の割高感が生じた面もあり、ジリジリと上げ幅を削る格好となった。

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