ニューヨーク貴金属市況=金は一時1300ドル回復も、その後下落

2019/01/05 6:00:00

 週末4日のニューヨーク貴金属市場は、まちまち。
 NY金は反落。ニューヨーク取引開始前の電子取引では、米IT大手アップルの売上高見通し下方修正などをきっかけとした世界経済減速懸念などを背景に買われやすくなった流れを引き継ぎ、一時は約6カ月半ぶりに1300ドルの節目を回復。しかしニューヨーク取引に入ると、米労働省が発表した昨年12月雇用統計で、失業率が悪化を示しながらも非農業部門就業者数や平均時給が良好だったことで投資家の過度なリスク回避姿勢が後退。安全資産とされる金の魅力が弱まったほか、良好な米雇用統計などを受けて米株価が大幅反発となり、これを受けて投資資金の金への流入が止まったこともあり、マイナスサイドへと転落した。

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