NY金は下落、パウエル米FRB議長発言など背景に

2019/01/07 8:32:40

今朝のNY金は1280ドル台で推移。2018年12月の米雇用統計が予想以上に底堅かったほか、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の利上げ論を柔軟に見直す発言を受け、米長期金利や米株式が上昇すると共に対主要国通貨でのドル高が進行。ドル建てNY金は割高感からの売りに押されて下落しました。
12月の米雇用統計では、景気動向を反映する非農業部門就業者数が前月比31万2000人増と、市場予想(17万7000人増)を大きく上回り、失業率は3.9%と前月から0.2ポイント上昇したもののドル高が進行。また、パウエル米FRB議長は4日、アトランタで開かれた米経済学会(AEA)年次総会の討論会で、「インフレが落ち着いている状況では(利上げ判断は)忍耐強くなる」と述べ、引き上げペースを見直す可能性をにじませたことが市場からハト派的な発言と受け止められたこともドル買い材料となりました。

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