ニューヨーク貴金属市況=金は一時1300ドルを試すも、その後下落

2019/01/11 6:00:00

 10日のニューヨーク貴金属市場は、まちまち。
 NY金は反発。米連邦準備制度理事会(FRB)当局者らが利上げに慎重な姿勢を相次いで示したことや、連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨のハト派的内容を受けて金利の付かない金が買われた前日の流れを引き継ぎ、一時は1300ドルの節目を試した。しかしその後は、利益確定の売りが入ったほか、FRBのパウエル議長が「インフレを踏まえると利上げに忍耐強くなれる」との見解を示した上で「米景気が近く後退する兆しは見られない」などと発言し、これを受けて対ユーロでのドル安基調が一服してドル建て金の割安感が和らいだことも売りの流れを強め、マイナス圏へと転落した。

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