ニューヨーク貴金属市況=金は反発、米政府機関閉鎖長期化への懸念強まる

2019/01/17 6:00:00

 16日のニューヨーク貴金属市場は、軒並み反発。
 NY金は反発。米政府機関一部閉鎖が26日目に突入する中、米民主党のホイヤー下院院内総務がCNNとのインタビューで、ペロシ下院議長が「政府機関閉鎖が続く限り、平常通りの業務は行わない」と語っていたと述べ、29日に予定されている一般教書演説は中止されるとの見通しを示した。後に同院内総務の事務局がこれを訂正したものの、政府機関一部閉鎖の長期化が改めて懸念されたため、安全資産とされる金は買われやすくなった。米利上げ打ち止め観測の根強さも、金利を生まない資産である金を支えた模様。なお、前日の取引終了後に英国の欧州連合(EU)離脱合意案が反対多数の大差で否決されたが、大方の予想通りだった上に、メイ内閣に対する不信任案が否決されたことでメイ首相の続投が決まったためか、金相場への影響は限定的だった模様。

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