ニューヨーク貴金属市況=ドル上昇を眺め、金は反落

2019/01/25 6:00:00

 24日のニューヨーク貴金属市場は、白金を除き下落。
 NY金は反落。欧州中央銀行(ECB)は定例理事会で金融政策の据え置きを決めた。市場予想通りであったものの、ドラギECB総裁が欧州経済の下振れリスクに触れ、直近の経済指標が予想よりも弱い可能性があると言及。これを受けてユーロ・ドル相場でドルが上昇し、ドル建て金相場に相対的な割高感が浮上したため、金相場は軟調に推移。一時1トロイオンス=1270ドル台半ばまで水準を下げた。その後は、ロス米商務長官が、中国との通商協議について「解決するまではるか遠い」との見方を示したことで、NYダウ平均が軟調に推移したことを手掛かりに下げ幅を縮小したものの、プラス圏には届かず、買い一巡後は概ね1280ドル付近でもみ合い推移となった。

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