ニューヨーク貴金属市況=ドル反落で金は上伸、1300ドルに迫る

2019/01/26 6:00:00

 週末25日のニューヨーク貴金属市場は、軒並み上昇。
 NY金は急反発。前日のドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁のハト派的な発言を受けたユーロ安・ドル高が一服したことで、相対的な割高感から売られていた金を買い戻す動きが優勢の展開。米連邦準備制度理事会(FRB)が来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、パランスシートの縮小を一時停止を検討する可能性があるとの一部報道や、中国が預金準備率を引き下げたことも金相場を支援し、一時1トロイオンス=1300ドルに迫った。しかし、1300ドル乗せに失敗するとテクニカル売りが誘われたほか、米企業の良好な決算を背景に米株価が上伸したことなども改めて売り材料視され、引けに掛けて伸び悩んだ。清算値(終値)確定後に、トランプ大統領と米議会指導部がつなぎ予算で合意したと報じられた。ただ、金相場の反応は限定的に留まった。

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