ニューヨーク貴金属市況=金は続伸、1300ドルを回復

2019/01/29 6:00:00

 週明け28日のニューヨーク貴金属市場は、まちまち。
 NY金は続伸。29日から2日間の日程で開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、利上げやバランスシート縮小の一時停止について言及するとの観測が浮上したことなどを背景に、金利を生まない資産である金の買いが膨らんだ前週末の流れに対する反動から利益確定の売りが先行する場面もあった。しかしその後は、対ユーロでのドル安基調を背景にドル建て金の割安感が生じたことから買い戻しが入ったほか、米建設機械大手キャタピラーの冴えない決算などを受けて米株価が急落し、投資家がリスク回避姿勢を強めたことから安全資産とされる金を買い戻す向きも出たため、清算値(終値)ベースで昨年6月中旬以来となる1300ドル台を回復した。

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