ニューヨーク貴金属市況=金は3営業日続伸

2019/01/30 6:00:00

 29日のニューヨーク貴金属市場は、軒並み堅調。
 NY金は3営業日続伸。本日から米連邦公開市場委員会(FOMC)が始まったが、明日の閉会後公表の声明や連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長による定例会見で、利上げやバランスシート縮小の一時停止などといったハト派的な姿勢が示されるとの見方が根強く、こうした背景から金利を生まない資産である金が買われやすくなっている最近の流れを本日も継続。また、前日には米司法省が中国通信機器大手・華為技術(ファーウェイ)の副会長起訴を発表したほか、ベネズエラの政情不安拡大や混迷が続く英国の欧州連合(EU)離脱問題など不確定要因が山積みとなっていることで安全資産としての魅力も根強く、水準を切り上げる展開となった。市場からは「FOMC声明やパウエル議長の会見でハト派的な姿勢が示されれば、心理的な上値抵抗線となっている昨年6月14日高値1313ドルを上抜く可能性が高まるのではないか」との声も聞かれた。

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