ニューヨーク貴金属市況=金は売り買いが交錯する中、5営業日続落

2019/02/08 6:00:00

 7日のニューヨーク貴金属市場は、まちまち。
 NY金は5営業日続落。対ユーロでのドル高基調などを背景に売りが進んだ前日の流れを引き継ぎ、一時は1306.40ドルまで下落。ただ、その後は欧州連合(EU)執行機関の欧州委員会が今年と来年のユーロ圏成長率見通しを引き下げたことや、米中通商協議の期限となる3月1日までに米中首脳会談が実現する公算は小さいとの報を受け、米中通商協議進展期待が後退したことなどを背景に欧米株価が急落。これにより投資家がリスク回避姿勢を強めたため、安全資産とされる金は買い戻されてプラス圏を回復する場面もあるなど売り買いが交錯。清算値(終値)は前日と大差ない水準となった。市場からは「5営業日連続で下落していたことから、安値拾いの買いが入りやすくなった面もあったようだ」との声も聞かれた。

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