ニューヨーク貴金属市況=金は続伸も、上値は抑制される

2019/02/14 6:00:00

 13日のニューヨーク貴金属市場は、まちまち。
 NY金は小幅続伸。本日発表された1月の米消費者物価指数(CPI)は前月比横ばい。これで3カ月連続の横ばいとなり、インフレが抑制されているとの見方につながったことから、米連邦準備制度理事会(FRB)が追加利上げを見送るとの観測が浮上し、金利を生まない資産である金を買う動きが広がる格好。ただ、トランプ米大統領の発言などを受けて米中通商協議の進展や米政府機関の再閉鎖回避に対する期待感が高まっており、こうした背景から安全資産とされる金の魅力が弱まりつつあることに依然圧迫されているほか、対ユーロでドルが再び強含み、ドル建てで取引される金の割高感が生じたことにも圧迫され、上値は抑制される格好。清算値(終値)確定後の電子取引ではさらに地合いを緩め、マイナス圏に転落する場面もあるなど不安定な値動きとなっている。

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