ニューヨーク貴金属市況=金は清算値確定後に軟調推移

2019/02/21 6:00:00

 20日のニューヨーク貴金属市場は、軒並み上昇。
 NY金は、清算値(終値)確定後に公表される1月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を待ちたいとの思惑が広がる中、対ユーロでのドル安基調を背景に堅調に推移し、小幅ながらも3営業日続伸で清算値確定。その後の電子取引では、公表されたFOMC議事要旨で多くの参加者が年内の利上げが適切かは不透明との見方を示していたことが明らかとなった一方、米経済が見通し通りなら利上げが適切との意見や、不透明感が晴れれば「忍耐強く」との文言変更を検討していることも明らかとなり、想定されたよりもハト派的ではないとの見方が広がったことから、利上げ打ち止め観測が後退して金利を付かない金は軟調推移に転換。ただ、議事要旨では年内の遅くない時期に資産縮小計画の停止宣言が望ましいとする意見も見られたため、一方的に売られる流れとはなっていない。

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