ニューヨーク貴金属市況=金は大幅反落、利益確定売りが優勢

2019/02/22 6:00:00

 21日のニューヨーク貴金属市場は、軒並み下落。
 NY金は大幅反落。前日公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨は、米国の経済と雇用は引き続き強く、見通し通りなら年内の利上げは適切との意見が出るなど、想定されたよりもハト派的な内容ではなかったことが判明。これを受けて過度な利上げ停止観測が後退したことから、金利を生まない資産である金が売られた前日の清算値(終値)確定後の流れを本日も継続。また、利上げ停止観測などを背景に買い進まれていた反動から、いったん利益を確定させようとする向きからの手仕舞い売りも多く見受けられ、前日比で20ドル超の下落幅を記録した。市場からは「前日に昨年4月19日以来の高値圏となる1350ドル台に迫りながらも、これに届かずに失望感が広がったことも利益確定売りを誘ったようだ」との声も聞かれた。

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