ニューヨーク貴金属市況=金は米国の対中関税引き上げ延期を受け反落

2019/02/26 6:00:00

 週明け25日のニューヨーク貴金属市場は、まちまち。
 NY金は反落。米中両政府は前日まで4日間に及ぶ閣僚級の通商協議を実施したことを受け、トランプ米大統領が24日、焦点となっていた知的財産権保護などの主要分野で「大幅な交渉の進展があった」と表明し、「3月1日に予定していた対中制裁関税の引き上げを先送りするだろう」とツイートした。その上でトランプ氏は、協議が前進すれば中国の習近平国家主席と直接会談する考えも明らかにしたことから、最終合意の時期はさほど遠くないとの期待感が浮上したことを受け、投資家のリスク回避姿勢が後退し、相対的に安全な資産として買われていた金を売る動きが優勢となり反落。ただ、27、28両日の米朝首脳会談も控えているため、積極的な売買は手控えられたようだ。

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