ニューヨーク貴金属市況=低調な米雇用統計を受けて、金は一時1300ドル台を回復

2019/03/09 6:00:00

 週末8日のニューヨーク貴金属市場は、パラジウムを除き上昇。
 NY金は反発。本日発表された2月の米雇用統計で、非農業部門就業者数が前月比2万人増に留まり、市場予想の18万人増を大幅に下回ったことから、米国の景気先行き懸念が強まり、安全資産としての「金」を買う動きが優勢の展開。また、雇用統計の下振れで、米連邦準備制度理事会(FRB)が追加利上げに一段と慎重になるとの見方も、金相場を支援。一時1トロイオンス=1300ドル台を回復した。ただ、失業率や賃金の項目は良好な内容であったほか、同時に発表された住宅着工件数は上振れとなったため、買い一巡後は利益確定の売り物が散見され、1300ドルを挟んでもみ合う格好となった。

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