ニューヨーク貴金属市況=金は反発、清算値確定後に1300ドル回復

2019/03/13 6:00:00

 12日のニューヨーク貴金属市場は、軒並み上昇。
 NY金は反発。英政府が欧州連合(EU)とまとめた離脱修正案について、英議会下院(定数650)が日本時間13日の午前4時に採決に入るため、これを待ちたいとの思惑が広がる中、修正案が離脱強硬派にとって不十分な内容であることから否決されるとの公算が大きく、投資家がリスク回避姿勢を強めて安全資産とされる金は買われる格好。また、本日発表された2月の米消費者物価指数のコア指数が予想をやや下回るなどインフレ指標の落ち着きが確認され、利上げが一旦休止されるとの見方が広がったことも、金利を生まない資産である金を支えたため、1300ドルに迫る水準で清算値(終値)は確定。その後の電子取引では、英議会の採決を前に調整的な買いが先行して1300ドル台を回復。そして採決は賛成242・反対391の大差で否決されたが、採決消化後は大方の予想通りだったためか過度な買いの流れは一服している。

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