ニューヨーク貴金属市況=金はFOMC声明を受け、引け後に上伸

2019/03/21 6:00:00

 20日のニューヨーク貴金属市場は、まちまち。
 NY金は反落。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控えて模様眺め気分が広がる中、ドルが対ユーロで底堅い推移となっていたことで、ドル建てで取引される金の割高感が強まり、一時は1300ドルの節目を割り込み、清算値(終値)では反落となった。ただ、清算値確定後に発表されたFOMC声明で、今年の利上げ想定回数を「ゼロ」に引き下げ、景気減速への警戒を強める姿勢を前面に出すなど、予想よりもハト派的な姿勢が示されたことから、一転してドルが対ユーロで軟調となったため、金は時間外取引で2月28日以来約3週間ぶりの高値を付ける上伸となっている。

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