ニューヨーク貴金属市況=金は3営業日続伸、1320ドルを回復

2019/03/26 6:00:00

 週明け25日のニューヨーク貴金属市場は、軒並み上昇。
 NY金は3営業日続伸。欧米での製造業関連指標の悪化などをきっかけに世界的な経済減速懸念が浮上し、こうした背景から安全資産とされる金が買われた前週末の流れを本日も継続。加えて、英国の欧州連合(EU)離脱をめぐり、メイ首相が合意離脱案への指示が不十分だと認めたことから「合意なき離脱」の可能性がさらに高まり、これを受けて投資家がリスク回避姿勢をますます強めたことも安全資産とされる金の買いを誘い、清算値(終値)ベースで2月27日以来およそ1カ月ぶりとなる1320ドル台を回復するなど水準を切り上げた。また、前週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を受けて利上げ停止観測が広がる中、シカゴ地区連銀のエバンス総裁が来年後半まで利上げはないとの見解を示したことも金利を生まない資産である金を支えた模様。

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