ニューヨーク貴金属市況=金は続落、清算値確定後に下げ幅拡大

2019/03/28 6:00:00

 27日のニューヨーク貴金属市場は、軒並み下落。
 NY金は続落。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁がこの日、必要ならば利上げをさらに遅らせる用意があると述べたことを受け、ユーロ・ドル相場でユーロ安・ドル高が進行。これによりドル建てで取引される金の割高感が生じたことから地合いを緩める格好。テクニカル要因による売りも見受けられた。売り一巡後はポジション調整的な買い戻しが入ったことで下げ渋り、清算値(終値)は1310ドル台を維持。ただ、清算値確定後の電子取引では対ユーロでのドル高基調が継続する中、大幅安となっていた米株価が安値圏から急速に下げ幅を縮小したことを眺めて再び売られる流れとなり、1310ドルを割り込むなど下げ幅を拡大している。

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