ニューヨーク貴金属市況=金は3営業日続落、約3週間ぶり安値圏に

2019/03/29 6:00:00

 28日のニューヨーク貴金属市場は、軒並み大幅続落。
 NY金は3営業日続落。欧州経済の先行き不透明感などを背景に対ユーロでドル高が進行。これにより、ドル建てで取引される金の割高感が生じたことから売られやすくなる格好。また、1300ドルの節目をあっさりと割り込んだことでテクニカル的な売りが多く見受けられたほか、米中両政府が北京で閣僚級の貿易協議を再開し、これに対する期待感などにより投資家が過度なリスク回避姿勢を和らげたことから、安全資産とされる金はさらに売られやすくなり、約3週間ぶり安値圏となる1280ドル台まで大きく水準を切り下げた。ただ、市場からは「貿易協議については米中間になお隔たりが残されていることから過度な楽観は禁物。また、この日は急激に値を下げたことから安値拾いの買い戻しが一時的に入る可能性もあるのでは」との声も聞かれた。

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