ニューヨーク貴金属市況=金は反落、ドル高などに圧迫される

2019/04/02 6:00:00

 週明け1日のニューヨーク貴金属市場は、まちまち。
 NY金は反落。対ユーロでのドル高基調により、ドル建てで取引される金の割高感が生じたことに圧迫される格好。本日発表された2月の米小売売上高が前月比0.2%減と市場予想(0.3%増)に反してマイナスとなったことを受けて米経済減速懸念が強まり、安全資産とされる金が買い戻されて下げ渋る場面もあったが、買い一巡後は米国と中国の製造業PMI(購買担当者景況指数)や3月の米ISM(供給管理協会)製造業景況指数の良好な内容などを背景に、米株価が大幅高となったことから投資家がリスク回避姿勢を弱めたため、安全資産とされる金の魅力が低下して再び地合いを緩める展開となった。

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