ニューヨーク貴金属市況=金は前日とほぼ同水準

2019/04/04 6:00:00

 3日のニューヨーク貴金属市場は、まちまち。
 NY金は小幅反落。米中両政府はこの日、ワシントンで閣僚級の通商協議を再開。こうした中、米国家経済会議(NEC)のカドロー委員長が協議は進展しており、両国とも週内に合意に近づくことを望んでいると述べ、これを受けて貿易摩擦緩和に対する期待感が高まった一方、この日発表された3月のADP全米雇用報告・民間就業者数と米ISM(供給管理協会)非製造業景況指数がともに低調だったことで米経済減速懸念が再燃。安全資産とされる金をめぐり強弱材料が混在する格好となったため、全般的に狭いレンジ内で小浮沈を繰り返す値動き。清算値(終値)は前日とほぼ同水準となった。市場関係者は「強弱材料がまちまちとなった上に、週末5日発表の3月米雇用統計を待ちたいとの思惑も動意を乏しくさせたようだ」と指摘した。

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