ニューヨーク貴金属市況=金は続落も、中盤以降に下げ幅縮小

2019/04/05 6:00:00

 4日のニューヨーク貴金属市場は、白金を除いて軟調推移。
 NY金は小幅続落。米労働省がこの日発表した最新週の新規失業保険申請件数は、前週比1万件減の20万2000件と約49年4カ月ぶりの低水準を記録するなど良好な内容。これを受け、明日発表される3月の米雇用統計に対する期待感も高まったことから、安全資産とされる金は売られる格好。対ユーロで再びドル高基調となり、ドル建てで取引される金の割高感が生じたことにも圧迫され、取引序盤には1284.90ドルまで下落する場面もあった。しかし取引中盤以降は、米ホワイトハウスが4日中に米中首脳会談の日程を発表するとの一部報道を否定したことをきっかけに、両国の貿易交渉の行方に再び不透明感が広がったことなどから買い戻しが入って下げ幅を縮小。清算値(終値)確定後の電子取引ではプラス圏を回復している。

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