東京貴金属市況=金が概ね小幅安、白金は続伸

2019/04/05 15:36:26

 週末5日の東京貴金属市場は、金が概ね小幅安、白金は続伸。
 前場の東京金は、為替の円安を受け買い先行で始まった後、ニューヨーク時間外の水準切り下げを眺め上げ幅を縮小。後場はもみ合い後、引けに掛けて軟化し小幅安の水準で大引けた。市場筋は「今晩米国の3月雇用統計が発表されることで、方向性の乏しい取引を強いられた。値動きの軽い方に投資家の関心が向かったため、出来高は白金を下回り主役の座を奪われた形。」と語った。
 白金は大幅続伸。ニューヨーク高や円安を支援に買い優勢の展開となった。先限継続足ベースで昨年6月以来の高値を付けた。「主産国の南アフリカの電力不足に伴う供給減観測や、金やパラジウムに対する割安感から買いが入っている」と市場筋。

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