東京貴金属市況=金が概ね小幅続伸、白金は反落

2019/04/09 15:36:37

 9日の東京貴金属市場は、金が概ね小幅続伸、白金は反落。
 前場の東京金は、8日のニューヨーク金先物相場が対ユーロでのドル安に伴う割安感などを背景に上昇したことを受け買い先行で始まった。その後は円相場の引き締まりを眺めた売りが優勢となり水準を切り下げ、後場は小幅なプラスサイドで売り買いが交錯しもみ合った。市場筋は「欧州中央銀行(ECB)理事会や、3月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨公開といった重要イベントを10日に控え様子見ムードが強まり、買い気は盛り上がらなかった。ただ、ユーロ安不安が解消されそうな流れであるため、ドル建て金の地合いは確りしている」と指摘した。
 白金は反落。小高く始まった後、ニューヨーク時間外安を眺めた売りに軟化する展開となった。

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