ニューヨーク貴金属市況=金は反落、利益確定売りなどが先行

2019/05/15 6:00:00

 14日のニューヨーク貴金属市場は、金を除いて堅調。
 NY金は反落。約1カ月ぶりに1300ドルを回復するなど買い優勢となった前日の流れに対する反動から利益確定の売り物が先行する展開。対ユーロでドルが堅調推移となり、ドル建てで取引される金の割高感が生じたことにも圧迫された。また、トランプ米大統領が前日、大阪市で6月下旬に開催される20カ国・地域(G20)首脳会議に併せて米中首脳会談を行う意向を表明したほか、中国側が協議の継続で両国は一致していると発言したと報じられ、これらを受けて米中貿易戦争に対する過度な警戒感が和らいだことから投資家がリスク回避姿勢を弱め、安全資産とされる金の魅力が低下したことも売りを誘った模様。

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