東京貴金属市況=金が続落、白金は反落

2019/05/29 15:35:08

 29日の東京貴金属市場は、金が続落、白金は反落。
 前場の東京金は、28日のニューヨーク金先物相場が対ユーロでのドル高に伴う割高感などを背景に下落したことを受け、売り先行で始まった。その後は決め手材料に乏しく狭いレンジで推移し、後場はマイナスサイドでもみ合った。先限は継続足ベースで1月22日以来の安値を付けた。市場筋は「欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会がイタリアの財政規律違反を通告し、課徴金の支払いを命じる可能性があるとの報を受け、ドルに対してユーロ売りが広がったため、ドル建て金の地合いは軟化している。国内金は失望売りを誘い安値を切り下げる動きとなった」と指摘した。
 白金は反落。ニューヨーク安と株価の反落を嫌気した売りがみられ、マイナスサイドで取引された。

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