ニューヨーク貴金属市況=欧米株安を受けて、金は3日ぶり反発

2019/05/30 6:00:00

 29日のニューヨーク貴金属市場は、白金を除き堅調。
 NY金は反発。米中の通商協議の先行き不透明感が強まるなか、中国が米国への報復措置としてレアアース(希土類)の輸出を制限する可能性が改めて報じられたため、米中貿易摩擦の長期化への懸念から欧米株価が下落。投資家がリスク回避姿勢を強めたことから、安全資産としての金が買われる展開。一時1トロイオンス=1280ドル台半ばまで上昇した。ただ、ユーロ・ドル相場でドルが強含みで推移し、ドル建て金相場に相対的な割高感が浮上ため上値は抑えられ、取引終盤は1280ドル付近でもみ合い推移となった。

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