NY金は上伸、米FRBの利下げ観測など背景に

2019/05/31 8:39:27

 今朝のNY金は1280ドル台後半で推移。米中貿易摩擦に伴う世界的な景気減速懸念や米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ観測を背景に米長期金利が下落。金利を生まない資産である金は買われる展開となりました。  クラリダ米FRB副議長は30日、米経済は「良好な状況」としつつ、インフレ低迷が根付く兆候や経済へのリスクが顕在化すれば、FRBは政策を調整する用意があるとの見解を示し、これを受けて米FRBによる利下げ観測が浮上。同日に米商務省が発表した2019年第1四半期(1〜3月期)の実質GDP(国内総生産)改定値で、個人消費支出(PCE)物価指数のコアが1.0%上昇と、速報値の1.3%上昇から下方修正され、目標の2%から遠ざかったこともこれを後押ししました。

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