東京貴金属市況=金が続伸、白金は続落

2019/05/31 15:43:52

 週末31日の東京貴金属市場は、金が続伸、白金は続落。
 前場の東京金は、30日のニューヨーク金先物相場が米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ観測などを背景に上昇したことを受け買い先行で始まった。その後もニューヨーク時間外高を眺めて水準を切り上げた。後場は円相場が2月1日以来約4カ月ぶりに1ドル=109円を割り込む円高となったため上げ幅を縮小させ、本日の高値圏から外れる形で大引けた。市場筋は「上昇の切っ掛けは、米国の経済統計がインフレ圧力の低下を示したことでFRBの利下げ観測が浮上したこと。買い戻される流れが強まりそうな様相であるため、来週は買い方有利で推移しそうだ」と語った。
 白金は続落。方向感なく始まった後、ニューヨーク時間外安と円高を要因に軟化した。

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