ニューヨーク貴金属市況=金は7営業日続伸、ドル安に支えられる

2019/06/07 6:00:00

 6日のニューヨーク貴金属市場は、軒並み堅調。
 NY金は7営業日続伸。米連邦準備制度理事会(FRB)当局者が相次いで利下げについて言及していることで金利を生まない資産である金が買われやすくなっている流れを引き継ぐ中、対ユーロでドル安が進行してドル建てで取引される金の割安感が生じたことにも支えられる格好。米中貿易摩擦への根強い懸念も安全資産とされる金を支援し、清算値(終値)ベースで約3カ月半ぶりに1340ドル台を回復。ただ、清算値確定後の電子取引では、トランプ米大統領が表明したメキシコからの輸入品への関税適用を先送りすることを検討しているとブルームバーグ通信が匿名の関係者の話として報じ、これを受けて過度なリスク回避姿勢が和らいだことから上げ幅を削る展開となっている。

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