東京外為市況=決め手材料を欠き、108円台半ばでもみ合い

2019/06/11 17:00:00

 11日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台半ば。
 前日の海外市場では、トランプ米大統領が今月下旬の20カ国・地域(G20)首脳会議で米中首脳会談が実現しなければ、中国への制裁「第4弾」となる追加関税を直ちに発動する方針を示したことを受け、リスク回避的な円買いが優勢となった。東京市場はこの流れを引き継いで始まったものの、新たな決め手材料に乏しいことから、108円台半ばでもみ合う展開となった。市場では「米政府による対メキシコ制裁関税が見送られたことで、投資家の心理は改善したが、米中通商協議の先行き不透明感が根強い」との指摘が聞かれた。

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