NY金は上伸、欧米中銀の金融緩和観測を背景に

2019/06/19 8:36:14

 今朝のNY金は1340ドル台で推移。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が18日の講演で、目標を達成できない状況が続いた場合、ECBは利下げや資産買い入れなどの金融緩和を再度行うと明言。また、米連邦準備制度理事会(FRB)による年内利下げ観測などを手掛かりに、金利を生まない資産である金は上伸。
 ただ、買い一巡後は、トランプ米大統領は18日の大阪で開催される20カ国・地域(G20)首脳会議に合わせて、米中首脳会談を行うと表明。中国国営中央テレビも同日、G20首脳会議に合わせて米中首脳会談を開くことで双方が合意したと伝えたことで、米中貿易戦争が早期に終結するとの観測を背景とした売りが入り、上げ幅を削られる動きとなりました。

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