ニューヨーク貴金属市況=金は反落、FOMC声明を受けて清算値確定後に上伸

2019/06/20 6:00:00

 19日のニューヨーク貴金属市場は、まちまち。
 NY金は反落。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ちのムードが強まるなか、ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表が、20カ国・地域(G20)首脳会議に先立って、中国の劉鶴副首相と会談する見通しを示したことで、通商合意への期待感から投資家のリスク選好姿勢が強まり、金は軟調に推移した。注目されたFOMCでは、政策金利は予想通り据え置きとなった。ただ、声明で「景気拡大を維持するために適切に行動する」と表明した。また、声明から「忍耐強く」対処するとの文言は削除されたほか、政策当局者の半数近くが年内の利下げが適切との見方を示したため、清算値(終値)確定後の取引では買い物が膨らみ、1トロイオンス=1360ドル台まで上昇した。

関連ニュース(貴金属)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ