ニューヨーク貴金属市況=金は急伸、1400ドルに迫る

2019/06/21 6:00:00

 20日のニューヨーク貴金属市場は、まちまち。
 NY金は急反発。前日の清算値(終値)確定後に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)声明で、年内の利下げが示唆されたことを手掛かりに買い物が膨らむ展開。ドルが対ユーロで下落し、ドル建て相場に相対的な割安感が浮上したことも相場を支援した。さらに、イランが領空を侵犯した米国の無人偵察機を撃墜したと発表。一方で米軍は公海上であるとしており、米国とイランの対立激化への懸念から、安全資産としての「金」を買う動きも重なり、一時1トロイオンス=1397.70ドルまで上昇。2013年9月以来の高値圏に浮上した。急激な上昇への警戒感や利益確定の売り物に上げ幅を削った後、取引終盤にかけて再び地合いを引き締め1390ドル台前半でもみ合いとなった。

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