ニューヨーク貴金属市況=金は5営業日ぶりに反落

2019/06/27 6:00:00

 26日のニューヨーク貴金属市場は、白金を除いて軟調。
 NY金は5営業日ぶりに反落。前日に米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が市場に広がる利下げ期待を牽制したほか、今年の連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持つセントルイス連銀のブラード総裁も7月のFOMCで50ベーシスポイントの利下げは必要ないとの考えを表明するなど、FRB当局者が相次いで大幅利下げに慎重な姿勢を示したことから、金利を生まない資産である金に売り圧力がかかった。また、米中通商交渉についてムニューシン米財務長官が「(合意まで)90%程度完了しており、妥結への道筋がある」と発言し、その上で20カ国・地域首脳会議(G20大阪サミット)に併せて29日に予定されている米中首脳会談で「前進を期待している」と語ったことを受け、投資家のリスク姿勢が和らいだことも安全資産とされる金を圧迫した模様。

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