ニューヨーク貴金属市況=金は様子見ムード漂う中、小幅反発

2019/06/29 6:00:00

 週末28日のニューヨーク貴金属市場は、パラジウムを除いて堅調。
 NY金は小幅反発。ニューヨーク取引開始前の電子取引では、米国家経済会議(NEC)のクドロー委員長が米FOXニュースとのインタビューで、大阪で開催中の20カ国・地域(G20)首脳会議に併せて29日に開かれる予定の米中首脳会談に先立ち、両国が具体的な取り決めに合意したということはないとの見解を示し、これを受けて投資家のリスク回避姿勢が強まったことから安全資産とされる金が買われ、一時は1427.80ドルまで上昇。ただ、その後は利益確定売りが出たほか、首脳会談を待ちたいとの思惑から様子見ムードが漂ったこともあり、急速に上げ幅を削る格好。ニューヨーク取引開始後も本日発表の主要な米経済指標に対して目立った反応は見られず、マイナス圏を漂う場面もあるなど全般的に不安定な値動きとなった。

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