ニューヨーク貴金属市況=金は通商摩擦問題への警戒感から反発

2019/07/03 6:00:00

 2日のニューヨーク貴金属市場は、白金を除き堅調。
 NY金は反発。米通商代表部(USTR)は1日、欧州連合(EU)による欧州航空機大手エアバスへの補助金問題をめぐり、報復関税の検討対象にEUからの輸入品40億ドル(約4300億円)を追加すると発表。さらにトランプ米大統領が同日、中国との貿易交渉について、米国が中国に対して巨額の貿易赤字を抱えているのは不公平だとして「対等な合意はできない。いくらか米国有利に偏っているべきだ」と述べ、中国に対して強硬姿勢を崩していないことを強調したことを受け、通商摩擦拡大への懸念が再燃する中、投資家のリスク回避姿勢が広がり、相対的に安全資産とされる金を買う動きが優勢となったことから、再び1400ドルの節目を回復する反発となった。

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